こんばんは!

尾形自動車工業です。

今回は、ホンダ「Nワゴン」の車検です。

今回の点検は「環境車検」といって、通常の車検に、車両の排出ガスの低減や燃費を約10%改善し、環境への負荷を軽減することを目的とした点検整備が加わった内容です。

環境車検で加わる点検の一部である「タイヤの窒素ガスの充填」をご紹介します。

通常タイヤには空気が入っていますが、空気には窒素以外のものや水分が含まれているため、気温など環境の変化で空気圧が低くなったりします。

この空気の代わりに、気温に左右されない窒素ガスを充填することで、安定したタイヤ空気圧を保つ効果があります。

タイヤ空気圧の安定は燃費の向上や運転安定性も上がります。

また、窒素は酸化しにくい効果とタイヤが気圧変化しにくい為、タイヤが高温時に膨張したり寒い季節に空気圧が減るなどの事がない為、タイヤのゴムにも優しくタイヤゴムを長持ちさせる効果もあります。

この機械高価なので、他のお店にはなかなかないんですよ〜🙄

こういった整備を行うことで、車の燃費は格段に良くなり、平均約10%燃費向上します。

低燃費の運転は、ガソリン消費の削減や二酸化炭素(CO2)の排出量の抑制にもなり、

気候変動への影響を軽減する一環となります。

これが「環境車検」です。

今回の車検では、そのほかに、エンジンの不具合がキーになるとのことでしたので、エンジンまわりの確認をして、スパークプラグの劣化を見つけたので、新品に交換いたしました。

よくあるスパークプラグの交換ですが、この部品までのアクセスはとても複雑で、地味に手間と時間のかかる作業なのです。

また、エアコンの効きも悪いとのことだったので、メンテナンスをしました。

まず、エアコンフィルターを確認。

エアコンフィルターとは、エアコンの通風口のすぐ裏側についており、車内に綺麗な風を送り込めるよう、外気から取り込んだ風の、ほこりや塵、体に有害な異物などを除去する役割をしている部品です。

また、空気の車内循環の際にも風はこのフィルターを通り、常に汚れなどが除去されているので、フィルターはエアコン内部のファンなど他の部品を保護する役割もあります。

 助手席側にあるグローブボックスを外すと、フィルター格納室が見えるので、格納室のカバーを外し、フィルターを取り出します。

前回交換したのは、約2年前です。

取り出したフィルターをみてみると。。。

塵や誇り、ゴミも溜まっていますね〜・・・

フィルターに汚れがたまっていると、エアコンの効きが悪くなり、思い通りの空調になるまでにエンジンが余計な力を使うことになり燃費も悪くなりますし、カビなどが繁殖すると悪臭の原因にもなりますので、今回のメンテナンスでは新品に交換させていただきました。

 エアコンフィルターを新しくするだけでも、新車のようにエアコンの効きがよくなったように感じると思いますよ*

今回も、この整備によりエアコンの効きが格段に良くなりました。

車のエアコンフィルターは、とても細かい汚れを除去する何層もの繊維フィルターになっています。繊維に入り込んだ汚れを自分で掃除機などで吸い取ることはできないので、定期的に新しくしましょう。

これらのメンテナンスを経て、お車の不具合が改善されたことを確認し、作業は終了です。

今回の車検は「環境車検」でしたが、これらのメンテナンスを加えても68,000円ほどでした。

通常の車検と比較して、それほどお高くなるわけではないですが、環境車検をすることで、燃費が格段によくなり、お車が長持ちします。

全国でも実施している店舗がまだ多くはない「環境点検」ですが、尾形自動車工業なら対応しております。

大事なお車を長持ちさせるためにも、ぜひ「環境点検」お試しください😉

福島県で唯一の、ものづくり認定店です。(福島県で当社のみ認定)