こんばんは
尾形自動車工業です
「エアコンが効かない」ということで、日産「ルークス」をお預かりしました。
エアコン内部を点検するために、ダッシュボード、インパネを外して、内部の部品を取り外し、バラバラに分解します。
ここまでしないと、エアコン内部を細かくみることはできません。
とても時間を要する細かい作業になります。
分解した部品を調査してみると
外から取り込んだ風を冷やす役割のある「エバポレーター」という部品が故障して、エアコンガスが漏れていることが分かりました。
エアコンガスは、車が冷たい風を作り出すために必要な冷媒なので、減ってくるとエアコンの効きは悪くなり、車内を冷却するために余計なエンジンを使うことにもなり燃費が悪くなります。
エバポレーターを新品に交換し、エアコンガスクリーナーで内部を真空にしながら湿気やゴミなどを除去して綺麗なエアコンガスを補充しました。
今回の修理では、エバポレーターなどエアコン内部の部品を取り出すために、ダッシュボードを外して内部の部品も分解するなどの大掛かりな作業をすることになりました。
ベテランの整備士でもかなり時間のかかる作業です。
修理費用は10万円ほどでした。
エバポレーターの故障や劣化の原因として考えられるのは、エアコン内部に送られてくる外気に混じったホコリなどの不純物による目詰まりなどがあります。
今回のような大掛かりな修理が必要になる前に、エアコンガスの定期的なクリーニングなどの「予防整備」をすることで、大きな出費を抑えられますよ😉
当店には、「エアコンガスクリーナー」という、ガスに混ざり込んでいる不純物などを取り除き、さらに減っている分のガスを補填して、その車のエアコンに必要なガスの量を保たせる特殊な機械があります。
珍しい機械なので扱っているお店は少ないんですよ*
予防整備も当店にぜひお任せくださいね😊