こんばんは!
福島市の尾形自動車工業です。
今回入庫した、トヨタ「ラッシュ」。
エンジンチェックランプが点灯しているということでした。
エンジンの不調の原因としてまず考えらる箇所を確認してみました。
「スパークプラグ」の先端の発火部分にすす汚れが付着していました。
これは、プラグの先端が減って火花が弱くなっている状態です。
スパークプラグとは、車のエンジンを始動させるためにイグニッションコイルを使って火花を発生させる部品です。 車によって本数は違いますが、今回のお車は4本です。
火花を発生させるためには20,000~35,000Vもの高電圧が必要で、車のバッテリーの電圧だけでは足りないので、イグニッションコイルを使って電圧を増やしています。
イグニッションコイルもスパークプラグとセットなので、今回は4本。
今回のお車のように、プラグの劣化があると、電気火花を生成する能力を低下させる可能性があります。
電気を作る力が低下すると、燃料の不完全燃焼が発生し、エンジンの効率も低下し、燃費も悪くなりますし、排気ガス中の有害物質が増加する可能性があります。
スパークプラグの劣化によりエンジン始動させるための点火作業に余計な負荷がかかったため、イグニッションコイルも劣化しておりました。
イグニッションコイルが劣化や故障している状態のまま運転を続けていると、ひび割れなどが起こり、その部分から漏電して電圧が下がってしまい、最悪エンジンがかからないなどの不調などから事故に繋がる危険もあります。
今回はスパークプラグとイグニッションコイルを交換いたしました。
その後、エンジンチェックランプの点灯は消え、安全に運転できることも確認いたしました。
イグニッションコイルの交換費用は、工賃込みで1本10,000円〜15,000円程度で、全部の本数分交換となると結構な費用がかかってしまいます。
交換時期の目安はだいたい10万kmに一度程度ですが、今回はスパークプラグの劣化に起因して、イグニッションコイルも劣化していたため早期交換となりました。
スパークブラグの交換費用は、工賃込みで1本2,000円程度で比較的安価なので、スパークプラグを定期的に交換していれば、今回のようなイグニッションコイルの劣化も防げて高い費用はかからないことが多いです。
今回の交換目安は、約2万kmです。
スパークプラグの種類により値段と交換距離は多少変わりますので、詳しくは当社にお問い合わせください。
スパークプラグも定期的に交換しましょう*
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