こんばんは!
福島市の尾形自動車工業です。
今回お預かりした、ダイハツ「タント」。
エンジンがかかったり、かからなかったりする時があり不安定だということで
ご相談いただきました。
エンジン不調の原因はいろいろあり、お客様からも、原因として心当たりのある箇所を何点がお聞きしましたが、その部分以外にも細かく点検すると「ウォーターポンプ」から異音がすることが分かり、ウォーターポンプベアリング部の故障もお客様は気づかなかったですが当社メカニックが気付きこちらも一緒に交換をお勧めしました。
ウォーターポンプは、エンジンを冷却するために、冷却水をエンジン内部に循環させ、エンジンが過熱しないようにする役割があります。
ウォーターポンプが故障すると、冷却水が正常に循環されなくなってしまうので、エンジンが十分に冷却されず、過熱してしまう可能性があります。
エンジンの過熱が続くとエンジンの部品が焼損したり、シリンダーヘッドが歪んだりするなど、深刻な損傷が発生する可能性もあります。
また、ウォーターポンプの故障によって、冷却水がエンジンルームに漏れたりすることがあります。
冷却水が減った冷却システムの圧力が低下することで、エンジンの冷却能力がさらに低下したり、漏れた冷却水がエンジンルームの他の部品やコンポーネントにかかると、これらの部品の劣化や損傷を引き起こす可能性もあります。
このように、ウォーターポンプの故障はエンジンに関わるいろんな機能を低下させてしまいます。
今回のお車のウォーターポンプをみてみると、やはりベアリング部分が劣化していました。
ですので、ウォーターポンプを新品と交換させていただきました。
ウォーターポンプの劣化の原因として考えられるのは、冷却水の劣化もあるので、冷却水も交換しました。
その後、エンジンの調子を点検すると、異音もなくなり、またエンジンがついたりつかなかったりという不安定の原因のキーフリの電波を受信しているアンテナ感度が落ちていた為交換して解消され、安全に運転できることが確認できました。
今回の修理費用は、ウォーターポンプと室外アンテナの受信不良による交換なども含め、約4万円ほどでした。
今回の整備では、当社のベテランメカニックがすぐにピンポイントで不調の原因を突き止めたので、最低限の修理で、お車の不調が解消されましたが
これがもし、経験不足のメカニックが対応していると、原因とは無関係の他の部品をいろいろ点検したり、交換したりして、余計な修理代や部品代がかかって、お客様にとっても大きな出費となってしまう場合もあります。
経験豊富なメカニックが揃っている当社だからこそ、素早く安価に抑えた対応ができたのだと思います。
もしも他社で、「原因が分からない」と言われた車の不調があった時は、ぜひ当社に一度ご相談くださいね。
『あなたの身近なクルマ屋さん』
県内唯一の『環境車検』認定工場でCo2削減
リコールも安心!DAIHATSU、SUZUKIの正規車両診断器設置店
8年連続ダイハツ優秀販売店
タイヤのプロがいる!BRIDGESTONE正規販売店(カーケア&タイヤショップ)
中古車販売も安心の自社整備工場完備
有限会社 尾形自動車工業
024-548-7706
AM9:30~PM6:00
毎週月曜定休
土日、祝日営業しております!