こんばんは!
福島市の尾形自動車工業です。

今回の車検整備はダイハツ「タント」

車検で点検した結果ブレーキまわりの部品の劣化が目立ったので、整備していきます。

「ブレーキパッド」「ブレーキローター」が錆びてだいぶ削れていました。

車のブレーキは、タイヤの内側にある「ブレーキローター」と呼ばれる部品と
その両側に取り付けられた「ブレーキパッド」が連動して動作します。

ブレーキをかけると、ブレーキパッドがブレーキローターを挟む仕組みで、これによりタイヤの回転が停止します。

ブレーキローターに錆が生じているとブレーキパッドパッドが止まる為の面積が、少なくなりブレーキを踏んでもローターを挟み込む力が弱くなってしまいます。

ブレーキが効かなくなることは大変危険なので、これらの部品を新しくしていきます。

まず、車をジャッキアップして、劣化したパッドとローターを取り外していきます。

新品のブレーキパッドにパッドセンサーを取り付けて、パッドとローターを慎重に取り付けていきます。

これでブレーキまわりの部品の交換は終わりです。

次にエンジンオイルの交換です。

エンジンオイルは、エンジン内の潤滑剤として、エンジン部品同士の摩擦などを防いだり、エンジン内の汚れや不純物を吸着して排出するほか、エンジンの冷却など、大きな役割のあるオイルで、運転するにつれ、だんだん不純物などの汚れや、熱による劣化で機能性が落ちてくるので、定期的な交換が必要です。

下からエンジンオイルを抜いていきます。

オイルを抜いている間に、車の下部の点検を念入りに行い、異常がないことが確認できたので、車を降ろし、新しいエンジンオイルをエンジンルームの方から入れます。

オイルの規定量と交換したオイルの状態を何度も確認し、問題なければ次の作業です。

ブレーキオイルを交換します。

ブレーキオイルは、ブレーキペダルを踏み込んだ時に、約1tもの自動車を止める為の倍力装置を利用してブレーキをかける部品に制動力を伝達する役割があります。

劣化するとブレーキをかける際に高温になるローターとパッドのブレーキ効果が低下し、制動力が失われる恐れがあります。定期的な点検と交換が重要です。

交換の目安は、走行距離にして2万km又2年以内です。

ブレーキオイルの交換は、特殊な機械で自動で行います。

ブレーキオイルの交換が終わったら、バッテリー計測です。

計測の結果、バッテリーが劣化していることがわかりました。

エンジン始動時必ず必要になるエンジンを動かすための電力を供給している部品です。今のバッテリーは性能が以前より高性能な為バッテリーが劣化していても最後まで電力を供給する仕組みになっている為突然エンジンが掛からなくなる可能性があります。
バッテリーの的確な判断は特殊なバッテリーテスターでないと判断できません。バッテリーテスターの結果危険と判断された為お客様に承認を得て今回こちらは交換しました。

その後、エンジンを冷やす為のクーラント液やフロントガラスが汚れている時の視界を確保する為のウォッシャー液を補填します。

その後、社外装備品や車内のチェックし、タイヤ等を取り付け
安全に運転できること確認したら、車検終了です。

今回の整備の様子は、当社Instagramのリールにもアップしていて
そちらを見ていただくとより分かりやすいと思いますが
当社のメカニックさん達のお仕事はとても丁寧です。

当社では、社員に「営業ノルマ」や「作業のノルマ」などを課していないので
ひとりひとりがお客様に安心安全を提供できるように丁寧で確実な整備を行うことができます。

その結果、いつもお客様に喜んでいただけるので、良いことだと思っています。

車検はぜひ当社にお任せくださいね*

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