こんばんは
尾形自動車工業です
お預かりしました、スバルのマニュアルトラック「サンバー」。
「ギアが入らない」ということで点検いたしました。
エンジンの動力をタイヤに伝える役割を持つ「クラッチ」の状態をみるために、クラッチがついている「ミッション」という変速機をエンジンから切り離す作業をしますが、このサンバーはリアエンジンで、エンジンが後ろの荷台の下にあり作業スペースが狭いので、まずエンジンごとミッションを降ろします。
このような重整備も当店なら対応可能です🤗
そしてエンジンとミッションを切り離してクラッチを見てみると、クラッチディスクが減ってボロボロになっていました。
クラッチは、「レリーズベアリング」「クラッチディスク」「クラッチカバー」という3つの円盤状のパーツで構成されており、運転時にクラッチペダルを踏むと、エンジンと直接つながっているフライホイールに、その隣にあるクラッチディスクが圧着し、エンジンの動力がタイヤ側に伝達されます。
今回のクラッチディスクの劣化は、以前あぜ道にハマった時に、あぜ道から抜けようと半クラッチを使い無理にふかしすぎたことが原因だったようです。
修理では、クラッチディスクを新品に交換いたしました。
修理費用は約6万円ほどでした。
あぜ道などにハマったりした時には、無理をすると、今回のような部品の故障や劣化に繋がり高い修理費用を払うことになってしまうこともあるので、このような時は無理をせず、保険会社や修理会社に連絡をして対応していただくと良いですよ😊